平成6年から3次元板金CAD/CAMシステムを導入し、工場内の可視化を進める：機械加工から板金加工、溶接までの一貫生産の強味をステンの加工に応用

摘要

北陸自動車道·燕三条インターから車で30分、最寄りの新幹線停車駅、長岡市からタクシーで30分走ると聖僧良寛になじみが深い寺泊がある。 その寺泊と柏崎市、長岡市に囲まれて和島村がある。 そこに今回取材に訪れた株式会社タカハシ（社長·高橋弘氏、新潟県三島郡和島村大字黒坂250番地、TEL0258-74-3721）がある。 車窓ごしに越後平野の豊かな田園風景が続く。 収穫の終った田んぼは早くも晩秋を迎えていた。 和島村にはうっそうと杉木立に囲まれた日蓮宗の本山、妙法寺もあり、愛弟子貞心尼との出会いの地であることから、良寛和尚が晩年にこよなく愛した地でもある。多くの遺墨を展示した「良寛の望美術館」や良寛の墓碑のある隆泉寺、晩年身を寄せていた木村邸などがある。 日本海を望む落水海岸には清楚な容姿ながらも厳しい雪中に芽を吹き、早春に、力強く息吹く「雪割草」の群生地がある。 そんな「雪割草」の可憐で力強い姿を象徴しているのが株式会社タカハシである。