2.5lクラスセダン対決－主要諸元：第10回 ジャイアントテスト

摘要

ニューモデルが登場しても相変わらずSUV、あるいは“クロスオーバー”ばかりが目につく昨今、ちゃんとしたセダンを探そうということになると意外に選択肢が少ない、と感じている方も多いのではないだろうか。 ボディサイズやエンジン排気量など、ある程度同じセグメントに収まる候補車をピックアップしてみると、実はここ何年も顔ぶれがほとんど変わっていないことに気づく。ニッチなコンセプトや大胆なスタイルを武器とするのではなく、総合力で勝負するオーソドックスなセダンとなると、定番ブランドの牙城に切り込むのはかなり難しいということなのだろう。 事実、このところ苦戦する日本勢を尻目にドイツ製セダンのセールスは堅調である。 そんななか、日産の大きな期待を背負って新しいスカイラインが登場した。大人向けをアピールする新型の実力は如何に？ ということで久しぶりのジャイアントテストを敢行することにした。 （ニッサン スカイライン 250GT タイプV (NISSAN SKYLINE 250GT Type V) vs スバル レガシィB4 3.0R (SUBARU LEGACY B4 3.0R) vs トヨタ マークX 250G Sパッケージ(TOYOTA MARK X 250G) vs レクサス IS250 バージョンL (LEXUS IS250 Version L) vs アルファ·ロメオ 159 2.2JTS セレスピード(ALFA ROMEO 159 2.2JTS Selespeed) vs アウディA4 2.0TFSI クワトロ(AUDI A4 2.0TFSI quattro) vs メルセデス·ベンツ C230 アバンギャルド(MERCEDES-BENZ C230 Avantgarde) vs ボルボS40 2.4i (VOLVO S40 2.4i) vs BMW 325i M-Sport）