ィムノクロマト法を用いた食鳥処理前の 迅速簡易カンピロバクタ一検査

摘要

カンピロバクタ一はグラム陰性のらせん状桿菌で，酸素濃度3-15%の微好気環境で生息する. 哺乳類や鳥類の腸管内に生息し，宿主には特に影 響を及ぼさず共生することが知られている. Campylobacter jejuni,L.colz.およひし.fetusかAA: 病原性を示す.1-7日の潜伏期後，下痢，腹痛，発熟.悪心，嘔気，嘔吐，頭痛，悪寒，倦怠感と いった症状が現れる.ときには敗血症や関節炎， 髄膜炎およびギランバレー症候群などを引き起こ すことが知られている.