NDE REPORT レポート：小さな範囲からXVLの活用を始めるツール－コンテンツ制作，他形式との混在利用が容易に

摘要

インターネット向けの軽量3次元データ形式としてXVLが最も向いているのは，設計部門が作った3次元設計データを生産部門，購買部門，営業部門など他の部門から参照する用途だ。 しかし実際にこのことを実現しようとすると，組織的で大がかりな取り組みが必要になる。 担当者レベルで自発的にXVLを便おうとしても難しいのが現実だった。 しかし最近，気軽にXVLを利用できるツールが出現してきた。 ラティス·テクノロジー（本社東京）はXVLのコンテンツ制作機能や，計測機能付きの表示機能などをまとめたツール「XVL Studio」を発売した。またケイ·ジー·テイー（KGT，本社東京）とビジネスブレイン太田昭和(BBS)は共同で，XVLを表示できるビューワ「Vision-Share」を発売。デザインオートメーション（本社京都府長岡京市）はデータ管理ツール「Techno-DOC」にXVLの管理·表示機能を加えた。