第105回シンポジウム「軽量化を実現する異種材料接合技術」～軽金属材料と異種材料の複合化～

摘要

平成29年9月22日（金）に第105回軽金属学会シンポジウム「軽量化を実現する異種材料接合技術」～軽金属材料と異種材料の複合化～が東京工業大学キャンパスイノベーションセンターを会場として開催された。従来は鉄鋼材料で構成されていた構造物の多くが，軽量化を目的としてアルミニウム合金や繊維強化樹脂材料各　種々の材料を適材適所に配したマルチマテリアル構造化が進められている。それらの異種材料界面を創出する技術として，従来の溶接?接合に加えて接着や機械的締結も多用されており，接合に携わる技術者は一層広い視野を持って接合対象材料と向き合う必要に迫られている。