光塩基発生剤を開発、商品化和光純薬工業

摘要

和光純薬工業は、光を吸収して触媒機能を有する"塩基"を発生する光塩基発生剤（Photo Base Generator）を開発、“WPBGシリーズ”として上市した。東京理科大学の有光晃二准教授らが開発した化合物と和光純薬が独自に開発した化合物がある。光塩基発生剤が光を吸収して発生する塩基は、エポキシ基の架橋反応、ポリアミック酸のイミド化反応の触媒となり、酸のクエンチャーとしても働く。