コストダウンと環境対応の両立を目指す－「エコな現場づくり」とは

摘要

筆者は1990年頃英国駐在時から経済と環境の共生メリットを追求して、前半10年間は生産部門、後半10年間は物流部門にて事業活動に取り組hできた経緯がある。環境の視点から生産や物流活動を見直すと、新しい観点でのコストダウン施策が沢山想起できた。大きな成果も実現できて、環境は企業競争力強化に直結する、同軸であると云う感を強く感じている。環境に出会えて、幸せな人生だったと受け止めている。2000年頃の環境ISO14000シリーズ導入ブーム期を経て、2006年導入された改正省エネルギー法への対応を契機として、早や10年が経過した。産業界にも漸く環境保全活動が特別に意識して行うような追加（付加）的な取組み活動ではなく、効率化と環境保全対応が当り前のように、一体化して考察·取組みできるようになってきつつあるようだと感じる今日この頃である。