ウエルネス化によりエンゲージメントを向上するワークプレイスの評価指標ワーカーのウエルネスと企業・団体の新たなマネジメント方法を両立する評価構造化の試み その３

摘要

働く人のエンゲージメントを高めるために、オフィス環境のウエルネス化がカギになることを考察した。その結果、働く人は、島型対向式に代表されるような従来のオフィス環境が「働かされる場」として、エンゲージメントを進める上でブレーキになること、これからのオフィス環境は、イコールパートナー（組織のフラット化）の雰囲気をかもし出すため、我が家（ホーム）のリビング化がアクセルとして期待される。つまり、ウエルネス化は、自宅で自由に振舞える環境で、創造性を育み、お客様をおもてなすように相互に尊敬しあい、組織を引っぱっていく意気ごみが光る環境づくりがポイントになる。今後は、この結果を踏まえて、ウエルネス化オフィスの事例をもとに、検証を進めていきたい。