視覚認知障害児の電子カルテシステムからの統計解析

摘要

視覚認知の弱い子どもの中には，眼球運動がうまくできず発達障害の疑いがある．これらの症例をもつ子どもを診ているかわばた眼科には，数年に渡って蓄えられた視機能·視覚認知に関するデータがある．本報告では，これらのデータを管理している電子カルテシステムの機能拡張と，統計解析により明らかとなった視覚認知検査(DTVP-2)，知能検査(WISC-3)間の関係性や，細かい症例について報告する．