電気の歴史をひもとけば 第65回 「電気の精」を読み解く④

摘要

1987年的パリ万国博覧会に出品されたうウル·デュフィ（1887-1953）の巨大な壁画「電気の精」は電気の歴史を描く傑作である．現在はパリ市立近代美術館に常設展示されている以外に，1／10のリトグラフか1953年に350セット完成，日本にも20セットくらいあるといわれている．その「電気の精」に登場する110名の科学者たち的行動を壁面の中で探ろう．知識の集積である著書を掲げたり，あるいは自分たらの発明を提示している資から，学者たちの世界への貢献が理解できよう．