「自然史研究におけるフィールドの活用と保全」特集にあたって

摘要

2007年2月3日（土）に，日本大学文理学部において，日本第四紀学会が主催する「自然史研究におけるフィールドの活用と保全」と題するシンポジウムが開催されました．このシンポジウムは，現在がこれまでになかった激しい自然破壊の危機の時代であることを認識し，私たちが自然と持続的に付き合っていくために，どのようなことを考え行動すべきかを，いくつかの分野·立場の異なる専門家と一緒になって議論する機会を作ろうという意図で企画されました．この特集は，その時の講演及び討論内容を中心にまとめたものです．