国産ジェットエンジンの新展開：非接触ブレード評価システムWIZblade

摘要

三次元測定機は自動車，航空機業界をはじめ多くの産業分野で部品の品質保証に利用されている。 発電機や航空機エンジンのタービンブレード測定にも数多く使用されているが，一般的には接触式のタッチプローブやスキャニングプローブを装着したCNC三次元測定機によるブレード評価が行われてきた。しかしながら，これらの接触式のシステムには以下の課題があった。 ①プローブ補正に誤差を含hでしまう②測定速度が遅い③スキャニングプローブの場合，スタイラスの磨耗が早い。これらの課題を解決するために，CNC三次元測定機に非接触式のレーザープローブを装着し，非接触測定でブレード評価ができるWIZbladeシステムを商品化した。 このWIZbladeシステムの概要について紹介する。