各種イカリソゥのフラボノィドの比較について

摘要

インヨウカク（淫羊蕾）はホザキノイカリソゥ(Epimedium sagittatum)などメャォ斗Epimedium属植物を基原とし，古来より地上部を主に催淫，強精，滋養強壮に用い，近年は中風による半身不随，骨粗しょう症などにもよいとされている.その成分としてicariin などフラボノィド配糖体を多く含むことが知られている.局方には.JP XIV第2追補から収載され，7種の植物が記載されている今回局方収載品に適合する種のほか，各種のイカリソゥを入手することができたのでイカリソゥのフラボノィドの比較を目的に実験を行なった.