耐震壁の収縮ひび割れ誘発目地の開発

摘要

コンクリート建築物のひび割れは三大職庇の一つとされ，美観上の問題だけではなく，特に有寮なひび割れは漏水の発生や鉄筋の発錆を促進するなど，建築物の機首削こ大きな問題を引き起こす原因となる。 この有零なひび割れの彫智を防止するには，?コンクリート建築物の要所にひび割れ誘発目地（以下目地という）を扇鋸ナひび割れ蒐生を目地郡に集中させる方法が有効であり，現状の目地の多くはコンクリート表面に台形型の断面欠損を形成する方法で行われている。 しかし，十分なひび割れ集中機能を発揮させるために必要な断面欠損鹿は部材厚さの20～26?％が必要とされる。 耐廉壁など構造部材の場合にはこの断面欠損盈分だけ部材厚さの割り増しが必寮となり，大きなコスト増要瀾となるため，このような断面割り増し量が低減できる新しい目地の閑雅が望まれている。 本研究は，このような背穀から従来型の建物外周表面に設置される台形目地に代えて，よりひび割れ典中串の高いノッチ目地工艶　 並びに躯体内郭に埋込目地を設けることで構造部材の断面欠損鹿を低減する新しい埋込型目地工法の開発を行った。