PID制御系を支える周辺技術の深耕とその応用：第10回 ディジタル変換（その6：双1次変換によるディジタル化（その①））

摘要

及1次変換を用いたディジタル化の方法は台形差分法とも呼ばれ、一般に差分法よりもアナログ近似度がすぐれていると言われている。そこで、双1次変換を用いたディジタル化について、深く掘り下げて、その特徴を明確にし、選択基準の参考に供することを考えた。今回は積分要素と1次遅れフィルタを取り上げて、双1次変換と差分法と比牧しながら、特徴を明らかにし、適用のガイドラインを示している。