下部尿路通過障害がもたらす尿路変化について

摘要

膀胱は下部尿路通過障害(閉塞)をはじめ各種のストレスに対し.平滑筋が肥大し,膀胱内圧を増加させ,かなりの期間排尿機能を代償,維持することが知られている。 この膀胱の代償性変化は可逆的であり,速やかに閉塞の除去を行うと,はば完全に正常時の状態に復する。