名古屋大学：原子力教育の現状と取り組み

摘要

名古屋大学の原子力関係の教育は、一九六六年に工学部原子核工学科、一九七〇年に工学研究科原子核工学専攻が設置されてスタートした。大学院重点化に伴い、一九九七年から工学部物理工学科量子エネルギー工学コース、工学研究科マテリアル理工学専攻量子エネルギー工学分野、エネルギー理工学専攻（一部）、量子工学専攻（一部）になった。さらに、二〇一七年度の名古屋大学工学部·工学研究科の組織再編に伴い、原子力·放射線に関連する学科及び専攻は、以下の形となっている。学科のサイズとしては、当初の原子核工学科とほぼ同じである。