＜シリーズ＞ヒューマンコンビナート：女性エキスパート編（第45回）: “海しる”で人と海を繋ぐ

摘要

「海しる」は、“海の今を知るために”をコンセプトに、さまざまな海洋情報を地図上で重ね合わせて表示できるWebGISサービスで、2019年4月17日に運用を開始しました。このシステムは、政府全体で推進している「海洋状況把握（MDA: Maritime Domain Awareness）」の能力強化の一部を担うシステムと位置づけられています。「海しる」では、全世界を対象とした「グローバル情報」や天気図などの「リアルタイムの情報」を扱うのが特徴です。海上保安庁と国内外の政府関係機関等13機関との連携により、天気図や降水情報などの気象情報、海面水温や波高などの海象情報、漁業権や漁港、海水浴場などの社会情報等、200項目以上の情報が表示可能です。これらの情報を自由に組み合わせ、重ね合わせることができるため、自分だけのオリジナルの地図を作成することができます。