焼却飛灰の有効利用を目指して

摘要

和歌山県南部に位置する白浜町は，真っ白な白良浜，海の芸術·円月島や三段壁，千畳敷などの景勝地や日本最古といわれる海辺の露天風呂「崎の湯」など数多くの温泉を有し，2004年度に326万8千人観光客が訪れました。 この白浜町の人口は約19200人でありますが，年間多くの観光客を集客するため，人口に対してのごみの割合は高く，白浜町清掃センターに平成15年度で11535トン，平成16年度で11486トンのごみが運び込まれ，約920トンの焼却飛灰が排出され，重金属の溶出を防ぐためセメント，キレート剤で処理された1065トンボ最終処分場で埋め立ています。