医学領域における肺炎マイコプラズマ 感染症の基礎と臨床

摘要

マイコプラズマMycoplasmaは細胞壁を欠くグ ラム陰性菌で，人工培地上で増殖できる最小の細菌 である。当初，Eaton agentもしくはPPLO (pleuropneumonia-like organism)と卩乎はれ,二。マつコプ ラズマのうちヒトに病原性をもつことが明確と なっているのは肺炎マイコプラ义マMycoplasma рпбитпошзеであり，原le te異型肺炎primary atypical pneumonia (マイコフラズマ月市炎 mycoplasmal pneumomia)をラ1さ起しす。マイコプフズマの基礎的性状を解説するともに,М.Р1КШЮШ36感染症を主体とした疫学，診断，治療および予防に ついて解説する。