3月8曰は国際メンデルデー!

摘要

「国際メンデルデ一」というものがあることを ご存じでしょうか？あまり知名度があるとは思 えませhので，この稿を認めることとしました。「国際メンデルデ—」とは，メンデル（Gregor Johann Mendel)が最初に遺伝法則について講演した， 1865年から150年目にあたる2015年の催しに より胎動し，その年の3月8日に記念の集会があ りました。その翌年の2016年は論文発表から は0年目にあたりますので，チヱコ共和国ブルノ のメンデル博物館のよびかけによつて「国際メン デルデー」は始まり，（公財）日本メンデル協会も その企てに賛同し，2016年10月-12月にかけ て長野県下諷訪町諷訪湖博物館/赤彦記念館で 「 メンデル特別展」を開きました。今年もブルノ からお誘いがあり，世界6ケ国から参加し，私も その一員として加わりました。企てに賛同してそ れぞれ独自におこなつている国もあるので，全体 では8ケ国になります。なぜ，3月8日であるか については，メンデルは地元の自然科学協会の例 会で2月8日と3月8日の2回にわたり講演をし ておりますが，その後の方の日に合わせたとのこ とです。主催者の説明では，メンデルの講演で法 則性について述べているのは後の日であるからと いうことでした。しかし，今年の集まりは後で具 体的に述べるように，2022年はメンデル生誕 200年を迎えるので，それに向けてという性格が 強く，これも知っていただきたいことです。