動物衛生研究所動物疾病対策センター

摘要

動物疾病対策センターは動物衛生研究所（動衛研）の基盤機能を強化することを目的とした研究支援部門として位置づけられており、農研機構法に定められた鑑定業務、生物学的製剤の製造、配布業務のほか、他機関への研究材料の供与など動衛研が対応しなければならない、対外的に重要な部分を担当しています。 動衛研は平成13年4月に農林水産省家畜衛生試験場を母体として特定独立行政法人化され、農業技術研究機構（現、農研機構）の内部研究所となり、第1期中期計画に基づいた業務を行ってきました。平成1絆4月からは非特定独立行政法人に移行し、第2期中期計画が開始されていますが、発足にあたり、これまでの研究部、研究室制を廃止して、研究チーム制を組織しました。 このとき、当所独自の組織として動物疾病対策センターとプリオン病研究センターを設置しました。 動物疾病対策センターでは動物用生物学的製剤の製造、塙性鑑定、疾病疫学情報の収集と解軌微生物株等の知的基盤の管理、動物実験に係わる管理業務などを担当し、各研究チームの活動を支援するとともに、動衛研に期待され　 る社会貢献の大きな部分を担っています。