国内のバイオガスプラン卜の普及状況と課題

摘要

国内のバイオガスブラントは、昭和30 - 40 年代にし尿処理技術として数百施設が建設さ れたが、昭和50年代に入ると、湖沼等の富栄 養化問題を背景として、窒素、リンを除去で きる処理方式である好気性の硝化脱窒素方式 に置き換わってきた。一方、昭和48年と昭和 54年に始まった二度のオイルショックを契機 にェネルギー生産技術としてバイオガス技術が注目され、生ごみのバイォガス化等が検討 されたものの大きな進展をみるまでには至ら なかった。