ROAD Impressions－Toyota Land Cruiser Prado（トヨタ·ランドクルーザー·プラド）：鍛えた足腰。いざという時、頼もしい

摘要

プラドが生まれ変わった。これまでは「硬派」のイメージが強いSUVだったが、スタイリングを一新、ソフトな印象となった。 だが伝統の高い走破性はよりタフに進化している。 初代ランドクルーザーはトヨタ車が海外進出を果たす先兵のようなクルマだった。 この成功があったからこそトヨタブランドが世界中に認知され、現在にいたるといってもいい。 だからトヨタはこの「ランクル」をとても大切に育てている。 現行のランクル100シリーズは最も窃盗団に狙われやすいクルマとして知られるが、それだけ海外で欲しがってる人が多いということ。で、このプラド（120系）はランドクルーザー直系の弟分にあたる。 歴代のプラドはいわゆるヘビーデューティ=オフロード指向を全面に打ち出していたのだが、時代とともにオンロードの快適性を重視する設計となつてきた。