球形ドームの外装材設計における新しい風荷重評価システムに関する研究: ニューラルネットワークと時刻歴シミュレーシヨンの応用

摘要

本論文で提案した方法を用いれば、長時間におよぶ変動風圧の時刻歴シミュレーションが可能であり、極值解析やレインフロー法と組み合わせることにより、信頼性設計·疲労設計に必要なピーク風圧係数の確率分布ゃ繰り返し荷重に関する情報が得られる。今後は近似や補間の精度を上げる方法を検討し、シミュレーションの簡略化を行い、実設計への応用を図る。