入門モデルとして718ケイマン＆718ボクスターをオススメするワケ - 718ケイマン＆718ポクスター国内試乗

摘要

ポルシェのミッドシップモデル、718ボクスター＆718ケイマンの周辺が、このところにわかにかまびすしい。P32～でも紹介したように、「一旦は終止符を打たれたかに思えた6気筒モデルが“GTS4.0”で、まるで突然の復活劇のごとくバリエーションに蘇った」のがその原因だ。開発コードナンバーを981から982へ進化させるとともに、「CO_2排出量の削減」が主な理由と謳いながら、シート背後に積まれる水平対向エンジンを自然吸気の6気筒からターボ付きの4気筒へと変更したのが現行モデル。このタイミングで車名に加えられた"718"という3桁の数字は、往年の名レーシングモデルとして知られる『ポルシェ550』から派生した『ポルシェ718』に由来する、水平対向4気筒ユニットをミッドマウントするモデルであることを象徴するものだ。