大きく変わった大阪市営パス：路線再編や小型ノンステップバスが本格運行

摘要

大阪市交通局は，需給調整規制の廃止を前に，バスサービスを大きく変えた。1月27日より路線の再編成とともに，乗継割引制度の適用拡大などの運賃制度の変更を行った。路線の再編成は，従来の路線を「幹線系」「フィーダー系」「コミュニティ系」の3つに分類し，それぞれの運行の実状に応じたバスサービスを提供するとしている。 また市交通局では2000年5月より，小型ノンステップバスを用いた「コミュニティバス」の試験運行を行っており，本誌でもたびたびご紹介してきた。 今回の再編成を機に試験運行が本格運行に移された。 小型ノンステップバスは「赤バス」の愛称で，路線数は5から21に，台数も20台から70台に増強された。 以下，今回の変更の概要をご紹介する。