Pythonワークショップ①教育用Bluetoothマイコン·キットmicro:bitでプログラミング初体験

摘要

本稿では，実際にMicroPythonインタプリタの機能と使い勝手を試します．マイコン·ボードには日本語版のドキュメントが充実している写真1のmicro：bitを便いました．2，000円程度と安価に購入できることも魅力の1つです．図1に示すのは，micro：bitのハードウェア構成です．TargetMCUと呼ばれるメイン·マイコンとして，Blue tooth通信機能を備えるnRF51822（Nordic Semiconductor）を搭載しています．CPUコアには，ARM Cortex-M0コアが組み込まれています．メイン·マイコンとは別に，USBインターフェース用マイコンとしてKL26Z（NXPセミコンダクターズ）が搭載されています．このデバイスには，ARM Cortex-M0+コアが組み込まれています．メイン·マイコンのnRF51822には，図1に示すようにさまざまな周辺デバイスが接続されています．