日触、鳥取大発VBと提携水分散でルジエル状に化粧品向けに展開

摘要

日本触媒は、化粧品事業の拡大に拍車をかける。力ニ殻由来ナノファイバーを手がける鳥取大学発べンチャーのマリンナノファイバー（鳥取市）と、このほど業務提携した。日本触媒は化粧品と医薬部外品向けに同ファイバーを水になじませたジユル状の分散体を拡販する。安全性が高いほか、肌をなめらかにし、刺激から守る被膜形成力、創傷治癒効果、抗炎症、抗菌性などの特徴を兼ね備えており、化粧品に用いれば敏感肌用スキンケアをはじめ、肌荒れ対策用抗荫ジニルやハンドクリームなど特色ある商品を作り出せる。日本触媒は処方を含めた提案を行い、国内外で採用実績を積み重ねていく。