東レ、滋賀と岐阜で人工皮革を増強～2019年9月に年1，000万m~2体制

摘要

東レは、日本国内で生産するスエード調人工皮革「ウルトラスエード」の生産設備を増強する。原糸生産とシート化を担う滋賀事業場（滋賀県大津市）と残りの工程を担う岐阜工場（岐阜県安八郡）において、生産設備の新設·高度化を行いボトルネックを解消。現在の年産能力600万m~2を約1．6倍の約1，000万m~2に引き上げる。すでに一部先行して工事を開始、2018年3月には本格的に着工し、2019年9月に完成、稼働を開始する計画。総投資額は35億円となる見込み。