日本触媒、アクリル酸と同工ステルの値上げが早期決着～高騰受け

摘要

日本触媒が打ち出していたアクリル酸とアクリル酸エステルの1月出荷分からの値上げが早くも決着した。海外市況が国内より高くなっており、要求値上げ幅を上回る価格でも安定供給を望む需要家との間で早期決着となった。同社が1月1日出荷分から要求していた値上げ幅は、アクリル酸がkg当たり20円以上、同工ステルが30円以上だったが、大手需要家との間で決着した値上げ幅は、アクリル酸が22円以上、同工ステルが32円以上。