旭化成せhい、セルロースナノ微粒子を開発～発色剤向けに販売

摘要

旭化成せhいは、セルロースナノ微粒子「ナノアクト」を開発し、2014年12月中旬から販売を開始した。再生セルロース繊維で培ったセルロース技術を基に開発された新製品は、コットンリンターを原料とし、延岡支社で生産する。セルロースの着色性と親水性を生かした着色ナノ微粒子で、免疫クロマト診断薬の発色剤として使用することにより、高感度化、迅速判定、判定ラインの多色変化等が可能になる。同用途に向けた本格生産·販売を開始し、販売目標として数年内に売上高10億円を目指す。