日本ゼオン、中国の製造委託先でフッ素系溶剤の量産体制を確立

摘要

日本ゼオンは、中国·陜酉省でフッ素系溶剤「ゼオローラH」の増産体制を確立した。製造委託先で2014年初頭から製造を開始していたが、このほど年産300トンの量産体制を 整え、2014年10月から本格的な販売を開始する。2020年の販売目標として1，000トンを目指す。従来は高岡工場で生産していたが、中国で原料（蛍石）から一貫生産することで、製造コストを下げるとともにスケールアップを果たした。