( S121) 表面欠陥検査装置の欠陥判定ルール自動構築

摘要

JFE スチールでは薄板製品の品質保証のため光学式の表面欠陥検査装置を多数導入しており、今後も新規導入あるいは老朽更新を多数控えている。従来、装置を導入する毎に、欠陥検出閾値の調整や欠陥判定ルールの構築といった初期調整のため、工程運用までには相当な時間、例えば半年から１年の時間がかかっていた。そのような状況を打開し、検査装置を早期戦力化するため、欠陥判定ルール構築の自動化を検討した。