超高精度3次元測定機「UA3P」の特徴と活用事例

摘要

近年、スマートフォンを代表とするモバイルカメラの進化や、SNSの普及により、日常的に写真撮影を行うようになっている。今では、リア側に3眼カメラを搭載したスマートフォンも登場し、年々占有面積を増やしていくカメラモジュールを小型化することが急務となっている。また、より明るいカメラを求める要求から、1つのカメラモジュールに収められるレンズ枚数も6枚から7枚に増加する傾向がある。スマートフォン本体の厚みが増えない中で、このレンズ枚数を収めるためにより厳しい製造公差が要求され、各レンズの形状精度のみならず、レンズ面間およびレンズ間での光軸ずれに許容される値も厳しくなっており、例えば画素数13Mのカメラモジュールで1μm以下である。