プレス成形シミユレーション·ソリューションを活用して、検討内容、検討品質向上を実現する“Systematic Process Improvement（分析的工程改善）”手法

摘要

難成形材では、これまでの経験だけでは不具合を解消できないケースが多いので、これまでと同じ手法で検証をしたのでは、解決することが難しい。経験がない分、割れやしわといった不具合に対処するために、その原因を検討し、原因に基づく解決策を導くためにより多くの時間が必要となってくる。解決策検討のための時間を十分に確保するためには、少しでも早い段階から検証作業を始めるとともに、一度の検証の時間を短縮することが求められる。