社内に眠るデータをゆり起こし、一元化を図るアルプス電気。Oracle9iASが情報を「知力」へと導く。

摘要

総合電子部品メーカーとしてのコアコンビタンスのさらなる強化を図るアルプス電気。時代のスピードに合ったビジネス。 プロセスを展開していくために、社員一人ひとりが持っている能力を最大限活しきるということに焦点をおいた。 そのベースとしてまず、情報環境の新しい活用形態の構築へと動いたのだ。この柱となるのがアルプス電気、エンパワーメント思想。 つまり一人ひとりが力をつけ、目的意識を持ち、さらにそれらを集中させ、常に変化に対応する力の集合体とすることである。このコンセプトを基に、情報システムもまた現場の力を集中するためのプラットホームとして再構築していこうというのだ。 現在、事業領域を「美しい電子部品を究める」と掲げ、「通信·放送機器」「コンポーネント」「情報機器」「車載電装」の4分野を事業の柱として、デジタル·ネットワーク市場へ向けた展開をグローバルに行っている。 拠点は、日本·アジア·米国·&欧州の4極体制のもと、9カ国27カ所の生産拠点と14カ国54カ所の販売拠点へと広がっている。