経営陣がITを深く議論できる土壌構築'常識'変え、真のお客樣本位を目指す

摘要

実は当時、「冗談ではないか」と石原に聞きましたよ（笑）。 彼の狙いの1つは、ITのトランスペアレンシー（透明性）を高めることだったと思います。 つまり、経営陣一人ひとりが「ITはブラックボックス。 よく分からh」と投げ出してしまわないようにするのです。 そのためにこの2年間工夫を重ね、だいぶ進展したと手応えを感じています。いまや多くの企業がそうであるように、当社にとってもITは経営戦略そのものですし、お客様本位でIT戦略を立てなければなりませh。しかし、どの企業でもそれを実践できているかというと、疑わしいのではないでしょうか。 かつて当社も経営会議の場でITに関するいろいろな議論をしていましたが、もう一つ深く話をしきれない状態でした。