欧米にみるサービス'思考'最新事情ビジネスを支えるSOA最新アプローチ

摘要

一般に、ITシステムは長く使えば使うほど利益を生むとされる。 つまり、ITシステムに対する投資は、利用を続けるいずれかの段階でROIのブレークイーブンポイントを迎え、そこを超えたところから利益を生み出すことになる。 特に、業務自体が成熟途上にある場合には、業務改善に伴ってITと業務との間に生じる乖離を、ITの小改修によって解消しながら、そのROIのブレークイーブンポイントに向けて運用を続けることになる。 「こうした小改修を繰り返しながら運用していくライフサイクルの長いシステムにおいては、SOAの考え方を採り入れることが特に効果的であるといえます」と日本IBMの長島 哲也氏は語る。