東レ、植物由来の生分解性フイルムでは初のポリ乳酸（PLA）系農業用マルチフィルム開発、たばこ耕作資材試験をクリア

摘要

東レは、ポリ乳酸（PLA）を利用した農業用マルチフイルムを開発した。独自のナノアロイ技術を駆使し、ポリ乳酸の課題だった柔軟性·分解性を改善したもので、植物由来の生分解性フィルムでは初めて、たばこ耕作資材試験をクリアし、すでに一部用途で試験販売を開始しているが、全国各地で実証試験を進めながら本格販売を目指していく。農業分野では、分解速度の問題や価格がネックとなり、生分解性フィルムの普及が進hでいないのが現状である。