北海道の花、野菜生産技術の普及と 発展を担う

摘要

広大な土地と自然条件を生かし、日本トップ クラスの農業地域である北海道のほぼ中央部に 位置する花野菜技術センター花き野菜グル ープは、花と野菜の試験研究に取り組hでいる。 現在取り組まれている研究の一部を紹介する。花.野菜技術センターは平成8年に設立された。約§ぉもの敷地を有し、北海道全域に対応した花と野菜の研究、そして技術研修を専任している。今年4月に地方独立行政法人に移行したが、引き続き道内の花と野菜生産を支援していく。宿根力スミソゥは北海道を弋表する切り花品目の1つだが、近年は栽培面積も減少し、より高収益な栽培体系が求められている。花き野菜ダループでは、越年株を利用した年2回収穫体系の確立に取り組hでおり、1年目の採花後は越冬させ母の日頃と秋の年2回収穫を目指している。力スミソゥは夏の高温期に草丈が取りづらく、草丈を確保するために地際で採花すると株が弱り越冬率が下がる、翌年の切り花品質が低下するなどの問題が生じる。そこで、1年目の採花時に切る位置をム咼くすることで越冬率-翌年の切り花品質の低下を防ぐなど、仕立て方を検討している。