草型に特徴のある茎葉利用サツマィモ新品種「九育葉2号」

摘要

サッマイモは、いも(塊根)を棣々な用途に利用するとして広く知られているが、その葉には、たhぱく質、食物繊維、ミネラル類、ビタミン類などの栄養素に如h、抗酸などのを持つポリフエノール類や、眼病予防にまとされるルティンを曲田に含hでいることが明らかとなってきた。しかし、一般のサッマイモロ疆においては、古くから食材として利用されていた葉柄部(葉と茎をつなぐよま)に比べ、葉は独特のえぐみや苦みが強く、食用利用しにくいものであつた。九州沖繩農業研究センターが育成し2004年に品種登録された「すいおう(翠王)」は、葉のえぐみや苦みが少なく、地上部の生育が旺盛であり、栄養に富む葉の刀を食用利用できるサツマィモ品種である。夏場の葉不足を補、材として期待されるだけでなく、茎葉部全体を乾燥した粉末が菓子類ゃ雾などの加工原料としても用いられている。