中低温作動可能な酸化物イオン伝導固体電解質型デバイスを開発

摘要

九州大学（大学院総合理工学研究院物質科学部門島ノ江憲剛教授、渡邊賢准教授）と三井金属鉱業の共同研究に より、600°C以下の中低温領域で作動が可能な酸化物イオン伝導固体電解質型デバイスの開発に成功した。この開発により、固体電解質型ガスセンサや酸素分離膜、SOFCの低コスト化、低消費電力化を実現できるほか、今後のIoT 社会における高性能な新規デバイスへの応用も期待される。