ランクセス、ドイツで多目的製造設備に6千万ユーロを投資

摘要

ランクセスは、ドイツ·レバークーゼンにある完全出資子会社のサルティゴの拠点で、多目的製造設備である有機合成パイロットプラント「ZeTo」の能力を3割増強する。投資額は約6,000万ユーロで、2016年半ばに着工し、製造開始は2017年末を予定している。医農薬原体の受託製造サービスを提供するサルティゴは、2006年に精密化学晶会社として設立さ、今回の投資はサルティゴへの単独の投資として最大規模となる。現状では作物保護分野は需要の低迷が見られるが、2025年までの年平均の市場成長率は3％と予測される。