BASFジャパン、効率2倍の新しいコンクリート早強剤上市

摘要

BASFジャパンは4月14日、新しいタイプのコンクリート製品用早強剤「マスターエックスシード100J」を発売した。新製品はコンクリートにカルシウムシリケート水和物（C－S－H）のナノ粒子が種結晶として導入されることでセメントの水和反応を促進させるとともに、その水和物がセメント粒子表面だけでなく、粒子間にある種結晶においても成長するため、スラグやフライアッシュといった混和材を活用したコンクリート製造における初期硬化や初期強度発現性を増進。材齢初期段階（6～12時間）におけるコンクリートの強度発現を高めることで、低温、常温および蒸気養生による温度下において、少なくとも2倍の製造効率を実現でき、建設業界が抱える人手不足や短工期施工に対するニーズに対応できる。