日本触媒、姫路のアクリル酸タンクで爆発·火災事故～全設備停止

摘要

日本触媒の姫路製造所で9月29日午後、アクリル酸貯蔵タンクが爆発·炎上し、地元の網干消防署員1名が死亡したほか35名が重軽傷を負う惨事となった。同日23時前には火勢を鎮圧し、翌日15時半には鎮火した。30日時点で有害物質の製造所構外への遺漏はなく、所内の全プラントは操業を停止している。事故対策本部を設置し、事故原因の調査を進めているが、最初に白煙が上がった中間タンク内の温度上昇原因は不明。