日本合成化学、5カ年の新中計スタート～営業利益を200億円に倍増：OPLフィルム1億m~2/ソアノール6.8万t体制視野

摘要

日本合成化学工業は、2011年度から5カ年の新中期経営計画「Double15」をスタートした。コア事業の積極的拡大や第3の柱構築、新製品開発などに注力し、2015年度の営業利益を2010年度実績比倍増となる200億円まで拡大する。売上高は1,300億円（2010年度実績912億円）、営業利益率は15％以上（同11.1％）を目指す。光学用PVOH（ポリビニルアルコール）フィルム「OPLフィルム」とEVOH（エチレン·ビニルアルコール共重合樹脂、商品名：ソアノール）の2コア事業では能力拡大に向けた積極投資を行う。