水モデルによるQ－BOP の浴内流動の検討

摘要

当社千葉地区第３製鋼工場の底吹き転炉（Q－BOP）に おいて装入量アップを実施したところ、出鋼時に片側の羽口 列が溶鋼に浸漬し、[N]ピックアップや炉口地金付着といった 問題が発生し、羽口配列を変更する必要が生じた。底吹き転 炉では羽口配列が吹錬時（炉体直立時）の鋼浴流動に大きく 影響を与えることが従来より知られている１）。