新国立競技場、屋根一部は五輪後か

摘要

東京五輪のメーン会場となる新国立競技場で計画されていた屋根の一部の設置が、期限までに間に合わないことが明らかになった。下村博文文科相が東京都の舛添要一知事との会談で語ったもの。建設費用と工事期限の問題から、19年開催のラグビー·ワールドカップまでの竣工が難しいという。このため屋根開閉部分の設置は東京五輪開催後となりそうだ。14日都内で開催された日本金属屋根協会の懇親会で、同屋根施工の受注で有力視されている三晃金属工業の石田裕之社長が「新国立競技場の案件は、未だに予定が把撞できない状況」と話していたばかりだった。