H形鋼市況の不振は経営に致命的

摘要

H形鋼は上期58万トンの輸入のうち、中国材が94％を占めた。現代製鉄、東国製鋼が国内市況形成の目標を78万ウオンに置いているのに対して、中国材は65万ウオンほどという。鉄筋の輸入価格52万甥よりは高値だが、中国材の市場占有率が40％を占めるようでは国内ミルの市況形成努力は踵鉄する。この輸入畳より多い67万トンを韓国H形鋼ミルは輸出しているが、不安定な中東情勢が続くなかで原油高といっても往時のようなバブルムードはない。香港·シンガポール市場は中国材の影響が強いし、日本市場とて買手の流通業者はシビアーだ。